今回でなんと5回目!
福井ふるさと百景フォトツアー。
福井県内で景色が素晴らしいところ、
歴史が色濃く残っているところなどを
「福井県」が選定した100の景観のことです。
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これまでのカメラ女子ツアーの様子はこちら
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今回のツアーの舞台は、北国街道 今庄宿(いまじょうしゅく)。
「今庄」とは、
福井県の南越前町にございます。
冬になると、雪深い地域で、
スキー場もあります。
福井県民にとっては、
今庄=365スキー場
というイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。
そんな今庄ですが、
実は江戸時代(!)から宿場町として栄えてきた地域なんです。
「うだつがあがらない」
という言葉があります。
「うだつ」とは、建物2階、お隣の家との境目にある防火壁のことですが、
その「うだつ」がリアルに残っているのです!
前置きが長くなりましたが、(笑)
ツアーレポートはじまりはじまり♪
午前10:00、「若狭屋」に集合。
ここは高校生とのコラボで、
古民家をリノベーション!
元々は旅籠(はたご)、いまでいう旅館ですね。
その遺構が残る、ノスタルジーな建物です。
集合したら、まずは自己紹介(^^*)
今回は20〜70代!!の、
12名の女性がご参加くださいました。
次に、私からカメラ講座を。
下見にきたときに、古民家内で写真を撮る時に、
光の向きによって撮り方に工夫が必要だったことから、
「写真の明るさを変える方法(露出補正)」
をご説明しました。
中級者さんへは、応用してシルエットの写真や、
逆光状況での撮影も。
そして街並みを取るときの構図もお伝えいたしました。
カメラ講座の後は、いざ!
まずは「京藤甚五郎家(きょうとう じんごろう)」へ。
中を見学・撮影させていただきました。
こちら、なんと江戸時代に建てられた大型町家…
えええ、200年近く前の建物です(@_@;)
福井県の指定文化財。
貴重な建物でした。
古くから酒屋を営んでいた旧家で、
番台やダイヤルの電話、囲炉裏、古いタンスなど、
レトロなものがズラリ!!
大興奮で、パチリ、パチリと、
シャッターを切りました。
次に、明治殿へ。
元々は江戸時代に福井藩に仕えていた後藤家のお屋敷で、
明治時代に、天皇がご宿泊されたお座敷を
現在の場所に移築したのだとか。
恐れ多いながらも、許可をいただきましたので
明治天皇が座られた場所に座らせていただきました(>_<;)
そこから更に村の中をカメラ散歩。
白鬚神社(しらひげじんじゃ)へ行きました。
雨が…だんだん降りしきってきます。
紅葉も終わりを迎えた晩秋。
落ちたもみじが色とりどり。
苔生す岩の上はコントラストが鮮やかです。
階段を登り御手水で清めた後にお参り。
傘が手放せないほどでしたが、
ハレた日はこのように光が神秘的です。
(写真左は、下見のときのものです)
この神社では、普段は御朱印はいただけないのですが、
今回特別にいただくことができました。
とっても貴重!
うれしいです。
そこから村の中を進み、
このレストラン、今回は立ち寄りませんでしたが、
最近オープンしたカフェ。
古民家をリノベーションした、
おしゃれなカフェなんです(^^*)
おろしそばや、コーヒー、スイーツがあるそうです♪
更に歩いて、出発地の「若狭屋」さんへ。
ここでちょうどお昼時(^^*)
お昼ごはんは、地元の味。
十割そばと、茶飯、付け合せのおかずの御膳でした(^^)
茶飯とは、炒った豆と番茶とお醤油でもち米を炊いた、
地元では法事などで食べるごはんです。
これがおいしいんです!
お醤油の味、炒った大豆の香ばしさといったら♪
付け合せは、
・すこの酢漬け
すことは、里芋の茎部分のことです。
・むかご(にかご)の煮っころがし
山芋の葉の付け根に実る小さな粒(球芽)のこと。
どちらも、郷土料理です。
食べる前に撮ってから!
わいわい・ガヤガヤ話しつつ、
舌鼓…(^^*)
この後は、今庄の特産「吊るし柿作り体験」です!
レポートその2へ続く…